「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の石上優役でおなじみ、声優の鈴木崚汰さん。
2021年放送のアニメ
「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」
では主演を務めるそうです。
筋肉キャラも定着してきましたし、どんどん活躍の幅を広げていますね。
そんな鈴木崚汰さん、なぜか「す」というあだ名を付けられています。
鈴木の「す」なのはわかるのですが、なぜ「す」?なぜ一文字だけ?
今回は鈴木崚汰さんの「す」の由来について調べてみました。
若手声優屈指のいじられキャラ・鈴木崚汰
声優界屈指のいじられキャラ、鈴木崚汰さん。
あだ名が「す」の一文字だけということからも、その様子がうかがえます。
2016年に声優デビュー、まだ22歳というキャリアながら、こんなあだ名が付いてしまうなんて。
いったいどれほど愛されている愛されているのでしょうか。
代表作であるかぐや様のラジオでの扱いもなかなか。
かぐや様は告らせたいラジオ番組「告RADIO」
3シーズン目の今でこそ古賀葵さん・小原好美さん・鈴木崚汰さんの3人で番組を進行していますが、
なんと1シーズン目の時は最終回を迎えるまで1度たりとも出演することがありませんでした。
他のキャストの方が次々とゲストに呼ばれているのに、です。
しかし居ないことが逆に存在感を放っていたのか、2シーズン目の時には15分コーナー「鈴木崚汰のうるせぇバーカ!ラジオ」、通称「うるバカ」を担当するようになります。
このコーナーが後に伝説を生むことになるわけですね。
また「アオハルかよ!」というコーナーでは、ここだけで流れる「アオハル」という曲も歌いました。
このコーナーだけでサビのみが流れる、かといってフルで流れることはなく、CD化されることもない。
まさに鈴木崚汰さんの立ち位置にピッタリな扱いの曲です。
古賀葵さんも小原好美さんもリスナーすらも「良い曲」だと絶賛していたこともあり、ヤキモキ感がたまらない曲でした。
(その後、2020年10月25日のライブイベント「かぐや様は告らせたい on Stage ~秀知院音楽譚~」にて披露されました)
また告RADIOがアニラジアワードを受賞した際、鈴木崚汰さんは会場に呼ばれず。
女性ラジオ部門でエントリーしたそうなので、会場に呼ばれないのはまだわかるのですが、
古賀葵さん・小原好美さんの受賞コメントにも鈴木崚汰さんの名前は一切出ず。
まるで居ない人かのごとき扱いをされていたのです。
授賞式のネット配信ではいつ「す」の話題が出るのかと心待ちにしていた方も多かったですが、
最後まで出なかったことでそれはそれでおいしいという。
結局後日になってうるバカの特番が組まれるという形で、鈴木崚汰さんにもお祝いの言葉がかけられることとなりました。
ただうるバカあっての告RADIOであるということは、全員の共通認識です。
「す」の誕生もうるバカから?
では「す」というあだ名はいつ頃に誕生したのでしょうか?
きっかけはやはり、うるバカラジオでのお便りからでした。
まずはうるバカラジオが誕生する経緯から説明していきましょう。
うるバカラジオは第1シーズンの終了間近に誕生しました。
第1シーズンの最終回、この日は珍しく(というか初めて)鈴木崚汰さんも告RADIOに出演させてもらっていたのですが、
ここで突然「来週からは『鈴木崚汰のうるせぇバーカ!ラジオ』が始まります」と新番組の開始を宣言。
実際に翌週には特別番組として、45分の番組が配信されました。
ゲストには古賀葵さんと小原好美さんを招き、いつもとは真逆の立場で番組が進行していきます。
しかし番組の最後には告RADIOシーズン2が始まるという告知とともに、うるバカも最終回を迎えると発言。
これが最初で最後の舞台だと、本人も思っていたようです。
翌週からは「告RADIO」の第2シーズンが始まり、パーソナリティも古賀葵さん・小原好美さんの2人で届けられました。
しかし2人のパートは30分程度で終わり、続いて始まったのが「鈴木崚汰のうるせぇバーカ!ラジオ」
なんと鈴木崚汰さんのソロコーナー、しかも15分という長尺!!
1本の番組から1コーナーに降格したとおっしゃっていましたが、とうとう告RADIOのレギュラーとなったのです。
そしてさすが告RADIOリスナー、送られるお便りはこれでもかといわんばかりに鈴木崚汰さんをいじり倒します。
「す」のあだ名が生まれたのは2019年11月15日、うるバカラジオが正式に始まって2回目の放送でした。
あるリスナーからのお便りで”声優ラジオにはパーソナリティにあだ名を付けるのがおきまりの流れです”という内容のものが読まれます。
じゃあ鈴木崚汰さんにも何かあだ名を・・・
と思いきや「鈴木ごときにあだ名はいらない、鈴木もしくは『す』で十分だ」
「す」で十分だ
ということで「す」というあだ名が誕生しました。
翌週のお便りでは「『す』こんばんは」と早速いじられ、あっという間に定着していったのです。
さすが声優界屈指のいじられキャラ。
いまではニコ生やYouTube Liveで鈴木崚汰さんが登場するなり
「す」
のコメントが流れるようになりました。
かぐや様以外の現場でもいじられ役?
以上が「す」の誕生の経緯です。
すになってもう1年半もたつんですね~
ちなみにかぐや様以外の現場でもいじられ役みたいで、
「ネト充のススメ」で共演した上田麗奈さんからも
「山田君」
なんて適当に名前を覚えられていたほど。
うえしゃまにいじられるなんて、うらやましい限りです。
ネト充はかぐや様以前に放送されたアニメですので、「す」になるずっと前からそういう扱いだったのですね。
でもこんな扱いになっちゃうのもわかる気がします。
だって何を言ってもすぐに面白く返してくれるんですから。
これからもどんどん現場を盛り上げて、いい作品を作っていってほしいです。